Ruby on Railsで開発を検討するにあたり、CoC原則について理解を深めることは重要です。また、Ruby on Railsの他にも、Ruby環境で使用できるフレームワークが存在することもご存知でしょうか。
Ruby on Railsは非常に優秀なフレームワークであり、WEBアプリケーション開発を大きく助けてくれます。あらかじめ知識を押さえることで、ニーズに沿った開発を可能にします。こちらでは、CoC原則やフレームワークの種類についてご紹介します。
Ruby on RailsはWEBアプリケーションを開発する際の設計理念として、CoC原則を採用しています。CoCとは「Convention over Configuration」の略であり、設定より規約を重視するという意味があります。
プログラミングを行う際、エンジニアはひたすら頭を働かせて「どうすればわかりやすくコードが書けるか」「どのように構築するべきか」などを考えていると、イメージされることも多いです。
しかし、そうではありません。プログラミングの世界にもルールがあります。そのルールに従うことで、さほどエンジニアが考えることはなくなるのです。
独創性ではなく、ロジックでプログラミングを構築するということです。Ruby on Railsには、ファイル名の規約やテーブル定義の規約など、様々な規約があります。その規約に準じて命名することで、フレームワーク側がファイルの生成や処理作業が楽になります。結果として、WEBアプリケーションが簡単に作れるようになるのです。
独創性を出してプログラミングを行うのは間違ってはいません。しかし、自分だけがわかるプログラミングを行うのは避ける必要があります。プログラミングの世界では、誰が見ても理解できるプログラミングを行わなくてはいけません。そのために必要なのが規約に従い、ロジックの通りにプログラミングを行うということなのです。
これはWEBアプリケーションの仕様が複雑になればなるほど重要になっていきます。簡単なプログラミングであれば、コードを頭から読むことも可能でしょう。しかし、複雑になればそうはいきません。コードを読むだけで膨大な時間がかかってしまいます。その際に規約に従ってコードが記載されていれば、理解にかかる時間を大幅に短縮できます。
このようにCoC原則とは非常に重要な考え方なのです。
Rubyの環境で利用できるフレームワークとして、Ruby on Railsは確かな実績を持っています。
そのRuby on Railsの他に、どのようなフレームワークがRuby環境で使用できるのかを理解することは、アプリケーション開発やポータルサイト構築などを行ううえで重要です。
SinatraはDSLによって、少ないコードでアプリケーションが設計可能なフレームワークです。
コードが少ないため、学習コストがかからないという点も魅力です。しかし、学習コストがかからない反面、対応力にかけているという欠点もあります。規模の小さいアプリ開発に適しています。
PadrinoはSinatraの設計を踏襲しているフレームワークです。Sinatraに入力したコードのテストツールや言語の国際化対応などの機能が追加されています。
Ruby on Railsと同じくMVCを用いて構築されているので、Ruby on Railsに比較的近いフレームワークといえるでしょう。
Pakyowはデザイナー向けのプログラミングが設計されたフレームワークです。開発プロセスが非常にシンプルであり、コーディングの経験がなくてもWEBアプリケーションを作ることが可能です。
ただし、他のフレームワークとはルールが異なる部分が多く、ゼロから学習するとその違いに戸惑うことも少なくありません。コーディング経験がない場合は学習しやすいですが、そうでないのなら他のフレームワークを使ったほうがよいでしょう。
開発を手助けしてくれるフレームワークの数は非常に多いです。様々な企業やサービスで幅広く使われており、実績もあります。フレームワークが充実していることもRubyの魅力といえます。
Ruby on Railsを利用しようとしている方の多くは、WEBアプリケーション開発をお考えのことでしょう。
Ruby開発はRuby on Railsを技術の中心に据え、様々なWEBサービスの開発を行っています。WEBアプリケーションの開発実績としては、営業支援ERPパッケージや業務管理システム、マーケティング解析ツールなどがあります。
Ruby on Railsを使ってアプリケーション開発などをお考えの方は、Ruby開発までお問い合わせください。
社名 | 株式会社Ruby開発 |
---|---|
代表取締役社長 代表取締役 取締役
|
山本 拓真 芦田 秀之 若林 賢也
|
設立 | 2012年9月10日 |
資本金 | 4,550万円 |
事業内容 |
Webアプリケーションの設計・開発 各種アプリケーションの設計・開発 受託開発サービス IoT系サービス開発 |
所在地 |
東京本社: 〒150-6031 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー31階 仙台オフィス: 〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡3-4-18 オークツリー榴岡 602号室 福岡オフィス&Ruby ZONE: 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東1-16-7 博多駅東尾崎ビル402,501 姫島オフィス: 〒872-1501 大分県東国東郡姫島村1681-2 姫島ITアイランドセンター2階 大阪オフィス: 〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原3-5-24 新大阪第一生命ビル3階 (株)カナミックネットワーク内 |
URL | https://www.ruby-dev.jp/ |